利用促進アンケート完成
「貴志川線の未来をつくる会」は、7月27日和歌山市役所で、-新生貴志川線への提言 「走れ未来へ貴志川線」-と、貴志川線の利用促進に関するアンケート集計を和歌山電鐵 礒野専務に手渡すとともに、記者発表を行いました。
濵口代表は提言について、
「新しい貴志川線の発展には、会社と行政、住民が関わっていかねばならない。我々に出来ることは何かを含め、本年2月から検討を進めまとめた。すでに会社でお考えになっている事も含まれていると思いますが、今後の経営にくみ上げるところはくみ上げてもらいたい。 アンケートは、全会員を対象に実施し1545枚の集約を行った。利用者の生の声として活用してほしい」と、 取り組みの目的、経過について挨拶を行いました。
提言およびアンケート集計を受け取った、和歌山電鐡の礒野専務は、「聞ける事はどんどん聞いて行きたい、設備投資を伴うものは困難もあるが、社員でできる行動はすぐにでも実行していきたい」と応え、浜口代表とがっちりと握手を交わしました。
提言は、第1章 現状と課題、第2章 活性化に向けた基本的な考え方、第3章具体的活性化策から構成されており、具体的には、
(1)利用者増にむけた体制つくり
(2)行政や経済団体等に求めていく公共交通利用の環境つくり
(3)貴志川線の魅力アップによる利用しやすい鉄道つくり
を提起し、さらにもう一つの大きな柱として、経営基盤確立にむけた積極的な付帯事業展開を提起しています。