うめ星電車デビュー

 平成28年6月4日(土)午前10時30分~午後4時、伊太祈曽駅構内に於いて、うめ星電車デビューを記念する『梅づくし祭り』が開催されました。当日、開会の1時間前には、JA紀州ほか田辺市・みなべ町の8社の梅販売ブースが並び、早くも来場者が駆けつけ賑わった雰囲気になっていました。

 深紅に輝く真新しい「うめ星電車」の前に式典会場が設けられ、10時30分の「お披露目式典」開始時には大勢のファンが会場を取り囲みました。思いもよらないサプライズは、鉄道写真で全国に大勢のファンを持つ中井精也さんの来場で、多くの鉄道ファンを喜ばせました。

 式典は、紀州貴志川太鼓「天つ久」の演奏で始まり、和歌山電鐡小嶋光信社長の主催者挨拶に続き、岸本周平衆議院議員、和歌山県知事(代理)、和歌山市長(代理)、紀の川市長(代理)、貴志川線の未来を“つくる”会濵口晃生代表が挨拶。引き続き来賓の紹介のあと、テープカットが行われ、「うめ星電車」をデザインされた水戸岡鋭治さんがデザイン説明をされました。
 11時30分から車内内覧会が始まり、長蛇の列を作り待ち焦がれた来場者は、床、窓枠、天井までふんだんに木を使った豪華な内装に感嘆の声を上げていました。

 会場には、うめぇ~ブース、梅と鯛で地域創生ブース(南海電鉄・和歌山電鐡)、梅&農業遺産&観光PRブースが設けられた。また、たま駅長ふわふわ(エアー遊具)や梅の種飛ばし大会などで子供も大人にも楽しい1日となりました。

 営業1番電車は16時33分伊太祈曽発和歌山行き。イベントの来場者は2,000人でした。

Follow me!