第19回貴志川線祭り with 貴線祭
沿線の各団体も参加し盛大に開催

貴志川線に親しんでいただき賑わいを作ろうと始まり、19回目を迎えた「貴志川線まつり」が、沿線高校生の「貴線祭」と合同で11月2日伊太祈曽駅・伊太祁曽神社と今年は新たに四季の郷公園「かなたのさと」(宿泊施設)も加わり3ヶ所で盛大に開かれました。
開会セレモニーには、御来賓の和歌山県、和歌山市と紀の川市の代表をお迎えし、和歌山県立東高校の生徒代表が「未来の子供たちに電車を残すために、貴志川線を未来につなぎます」と力強く宣言しました。
また伊太祈曽駅木造車庫でコンサートを開催して下さり、10周年を迎えるラテンビッグバンド「オルケスタ・デ・タスケルオ」の松浦光弘代表に感謝状を贈呈しました。
伊太祁曽神社会場では、和歌山バス開業50周年記念復刻バスや県警のパトカー、和歌山市の消防車、パッカー車などの「働く車集合」が子どもさんの人気を集め、キッチンカーのフードコートもにぎわい、シャボン玉パフオーマンスには歓声が上がっていました。
高校生の「貴線祭」はバンド演奏やダンスで盛り上がり、模擬店やデイスカッションも行われました。
伊太祈曽駅会場では、たま電車を使って運転台で記念撮影、車内アナウンス、電車のお掃除、軌道カート乗車などの体験イベント、人気の猫顔フェイスペインテング、地元農家の産直販売やスーパーボール・線路のごみを拾おう等の「子ども縁日」、JR西日本や紀の川市、ガールスカウトのPRブース、「会場巡りキッズラリー」など多彩な催しが行われ、多くの家族連れが笑顔を見せていました。
車庫内では、「オルケスタ・デ・タスケルオ」のスペシャルライブが行われ、木造車庫に響き渡る魅力的にサウンドに多くの観客が魅了されました。開演に先立ち、貴志川線の未来を”つくる”会からも感謝の気持ちを込めて花束を贈呈しました。



