第17回貴志川線まつり+貴線祭

 「第17回貴志川線まつり+貴線祭(主催 貴志川線運営委員会)」が11月5日に開催され、3,500人が来場しました。このイベントは「貴志川線に親しみを感じていただき、利用促進を図ることを目的」に開催しているもので、今回も伊太祈曽駅と伊太祁曽神社が会場となりました。

銚子電鉄との ”姉妹鉄道” 提携

 今回のメインイベントとして、厳しいなかでも地方鉄道の存続を目指してがんばる銚子電鉄と和歌山電鐵2社が「あきらめたらおしまい(姉妹)提携」を結び調印式を行いました。調印式には、尾花和歌市長はじめ和歌山県、紀の川市代表など来賓参列の下、銚子電鉄竹本社長と和歌山電鐵小嶋社長がニタマなどの立ち合いのもと、締結書に調印し手をつないで地方鉄道が栄えるよう協力することを誓い合いました。
 銚子電鉄は、鉄道収入を補おうと「ぬれ煎餅」を販売して、ヒットさせ今では売り上げの8割を占めるというユニークな経営で知られています。今回の提携で車両維持のための情報交換や、共同製作商品の販売で協力していくことにしています。

伊太祁曽神社会場

 伊太祁曽神社会場では、沿線高校生が企画・運営する「貴線祭」がバンド演奏や、ダンスなどステージを中心に大いに盛り上がり、紀の川市商工会の「屋外フードコー」トや紀の川市観光協会ブースなどにぎわいました。

伊太祈曽駅会場

 伊太祈曽駅会場では、「たまミュージアム号車内見学」や「制服を着て写真を撮ろう」の体験イベント、スマートボール、千本引きなど「子ども縁日」、農家の「農産物直売」、JR西日本、和歌山バスの「交通系ブース」、和歌山市の「パッカー車展示」や、人気の「猫顔フエースペイント」で可愛いねこ顔の子どもたちの笑顔があふれました。

 また、車庫では毎回好評のラテンビッグバンド「オルケスタ デ タスケルオ」のコンサートライブが行われ、木造車庫にひびく魅力的なサウンドで多くの観客を魅了しました。

 今回の貴志川線まつりの運営には、つくる会登録ボランテイアスタッフ、和歌山信愛女子短大、和歌山大学足立ゼミ、和歌山東高校、貴志川高校、ガールスカウト第9団、山東まちつくり会、長原まちおこしネット、運営委員会(県・和歌山市・紀の川市・わかやま小町)などから101名のボランテイア参加をいただきました。各団体のご協力に感謝申し上げます。

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