「貴志川線のさらなる活性化をめざす2020交歓会」開く
「ワカカツ」の事例報告を受け
ワークショップで多彩な提案
令和2年(2020年)2月2日(日)伊太祁曽神社常盤殿において「貴志川線のさらなる活性化をめざす 2020年交歓会」を開催しました。
「交歓会」は今後の貴志川線および沿線のさらなる活性化に向けて、ともに考えるとともに、相互の情報交換を行い、学びと交流の機会とすることを目的に、和歌山電鐵と貴志川線の未来を”つくる”会が呼びかけ、地方自治体、沿線の自治会長、大学、短大、高校の学生と学校関係者、住民活動団体関係者、社会奉仕活動関係者など18団体から45名を超える方々に参加いただきました。
3回目の今回は、事例発表にJR西日本和歌山支社総務企画課小谷典史課長をお招きし、高校生ら若者を中心に、沿線をあげて様々なイベントに取り組まれている「和歌山線活性化の取組み ~ぼくらの和歌山線活性化プロジェクト”ワカカツ“~」をテーマに詳しくご紹介、報告をいただきました。
質疑応答では、高校生を中心に若者が継続して活動に関わっている秘訣は何かなど、今後貴志川線に活かしていきたいとの思いからの質問が多く出されました。
事例発表を受けて「貴志川線の利用促進&沿線住民の興味関心をめざして」をテーマにワークショップを行い、ファシリテーターの鳥渕朋子さんから「ワカカツの取組みの報告を受けて貴志川線沿線の活動で参考にできそうなこと、自分たちが取り組めそうなことは何かを中心にデイスカッションしましょう」の提起を受け「地元学校との連携」「地元企業との連携」「地元住民団体との連携」「地元住民の参画」「さまざまな広報活動」「事例報告全般から新しい提案」の6テーマを設定、自分の興味のあるテーマにシールを貼る「たこ焼き投票」で5人から8人程度のグループに分かれて討議を行い、インバウンドの個人旅行者への体験型メニュー作り販売する、沿線自治会に例えばあじさいの植栽やレンゲ畑作りなど取り組みの協力依頼をせよ、電車に乗ってのインセンテイブの設定等々各グループから報告が行われました。
閉会に当り、貴志川線の未来を”つくる”会木村代表が「本日真剣な討論で貴志川線と地域の活性化に向けて多彩な意見とアイデアを頂いた、まとまり次第貴志川線の未来を”つくる”会ホームページにアップする、また意見の出しっ放しではなく、本日参加された各団体との協働によって一つでも実現したい」と決意を述べ会を閉じました。