民主党近畿ブロック地方自治体議員団が視察に

 2月10日民主党近畿ブロックの地方議員団の皆さん60名が貴志川線を視察されました。前日から和歌山市で開かれていた「地方自治体議員フォーラム」の2日目プログラム「地域公共交通の維持について -和歌山電鐵貴志川線の実例からー 」として貴志川線の経験を活かそうと視察されたものです。
 一行は和歌山駅から貴志駅間を往復乗車され、往路は「たま電車」に乗り車内で和歌山電鐵の麻生総務課長から「貴志川線の沿革、経営状況、再生の課題」、次いで貴志川線の未来を”つくる”会濵口代表から「貴志川線廃線表明から存続まで、つくる会結成の経緯と活動、地方鉄道再生の問題点」を報告、この中で濵口代表は特に地方鉄道の存続と再生には「交通基本法」の早期制定と「公設民営」の運営が必要である、地方鉄道を守るためには行政、住民、事業者の三位一体の取り組みが求められており、地方自治体の議員の皆さんが積極的に関わっていただきたいと強く訴えました。
 一行は、貴志駅到着後、駅舎(たまミュージアム)、たまカフエ、たま駅長の見学や記念撮影などされ、「いちご電車」で和歌山駅に戻られました。
 折り返し時間や車内での質問や意見交換を通じて地域住民の足である地方鉄道の重要性と課題を理解して頂いたものと思います、今後各地において地方公共交通機関の再生と活性化への取り組みにご支援ご協力をお願いいたしました。

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