「名松線を元気にする会」貴志川線を訪問
「名松線を元気にする会」主催の「わかやま電鉄 たま駅長&ニタマ駅長を訪ねて」バスツアーの一行40名が11月24日貴志川線を訪問されました。
名松線は三重県の松阪~伊勢奥津を結ぶ路線ですが、平成21年(2009年)10月の台風18号で大きな被害を受け、今も家城~伊勢奥津間が復旧しておらずバス代行輸送が行われています。
JR東海は当初この間は鉄道を廃止し、バスに移行する方針でしたが地元自治体、住民の鉄道復旧を求める運動の結果、災害復旧に自治体が協力することで鉄道で復旧する方針が決まっていますが、開通にはまだ日時が必要とされています。
「名松線を元気にする会」(代表中田かほる)は名松線にSLを走らせるなど、観光路線として活性化させる市民運動を行なっておられ、貴志川線復活の原動力となったたま駅長を見に行こうと呼びかけられ今回の訪問となりました。
伊太祈曽駅ではニタマ駅長を見物され、和歌山電鉄麻生総務部長と貴志川線の未来を”つくる”会奥山事務局長から、南海電鉄の廃線表明から存続までの経緯、貴志川線の現状、活性化に向けたイベントなどの取り組み、つくる会の組織と取り組みなどをお話させて頂きました。
その後一行は「おもちや電車」に乗って貴志駅に向かわれ、たま駅長や駅舎を視察され帰途につかれました。